今日、高野山の金剛峯寺と奥の院に詣でれば、37日間の2回目のドライブお遍路は完結します。
息子の運転で、橋本のビジネスホテルを出発して直ぐの交差点で「高野山→右」の道路標示。カーナビは直進を表示していたので、右折できずそのまま直進。
山の中を通るアップダウンの多い、走り易いとは言い難い道でした。右折はたぶん24号線の走り易い道だったと思います。

9時35分、金剛峯寺前駐車場に到着。駐車場がほぼ満車だったので、先に奥の院へ。奥の院の大駐車場着9時49分。
凛とした空気の中を、杉の大木の間の石畳の参道を進んで奥の院へ。
TVでしか見たことがなかった、弘法大師廟に御膳様を運んで行く儀式に、運よく出会いました。

金剛峯寺に御朱印長を預けて、新別殿で法話を聞いたり、宝物を見たり、庭を拝見したり、巨大なお釜がある台所を見たり、近くのお寺を回ったり・・・・。

総本山金剛峯寺という場合、金剛峯寺だけではなく高野山全体を指すそうです。
高野山全体には、117ヶ寺もあるそうで、そのうち51ヶ寺は宿坊にもなっているそうです。
とにかく、初めて行った場合は、驚くことばかりです。

高野山の入り口にある「大門」は五間三戸（さんこ）の二階二層門と言うそうです。高さは25ｍ余りだそうです。
左右には金剛力士像（仁王さん）が安置されていて、この仁王像は東大寺南大門の仁王像に次ぐ我が国二番目の大きさだそうです。

金堂の近くに「六角経蔵」というのがあり、台座に把手がついていて、回すことができるようになっています。比較的軽い力で回転するようにできていて、一回りすれば一切経を一通り読誦した功徳が得られるといわれているそうで、一回り押して回りました。

金堂の手前には、これまた真っ赤の「中門（ちゅうもん）」があり、こちらも五間二階の楼門でした。